家庭連合の祭事 (葬式の準備/入殿式)
今まで、一般社会での葬式は人生の最後を意味する儀式として悲しい出来事と見られてきました。
家庭連合における教義では、人間は「肉体」と「霊人体」の二重構造であるとされています。
家庭連合において、この世の死は「霊人体」として、今度は霊界にて再び生命を授かるとされています。
このことを家庭連合では「聖和」と言います。
特に聖和式は、霊人体のみの生命として出発するお祝いですので、
祝福結婚式より、もっと美しく、輝かしく祝賀すべきものとして考えられています。
赤ちゃんが第一番目の母の胎から生まれるように、第二番目の宇宙的母の胎から別の世界へ誕生することです。
このような観点から、生まれてくる時も自分の意志ではないのと同様、
死を迎える時も自分の意志で迎えるべきではなく、人間自身の手で命を絶つこと(自殺・安楽死など)は認められないというのが家庭連合の教義における立場です。
※ 2011年10月より「昇華」(しょうか)は、「聖和」(ソンファ[= 韓読み])と名称が変わりました。
家庭連合の葬儀
○ 入殿式 遺体を棺に入れる儀式です。
○ 帰歓式 「喜びかえる」の意味で、このような漢字になっています。
家族・親しい友人たちによる別れの挨拶を行います。
○ 聖和式 家族・友人・知人にて、昇天する魂の為に開く式で、葬儀のメインセレモニーです。
○ 原殿式 遺体を土に返すことを意味する儀式です。
入殿式 (遺体を棺に入れる)
遺体を棺の中に入れる儀式を「入殿式」と言います。 入殿式は、臨終後24時間以上経過してから行います。 ここで「殿」とは、「棺」を意味します。 入殿式に先立ち、 遺体に聖和式服(聖和儀式向けに準備した式服)を着せます。 式服が用意出来ない場合、故人が生前にお気に入りだった服を着せても構いません。 | ||
入殿式 | 入殿礼拝 |
家庭連合における葬儀後の儀式
仏教でいうところの49日法要、1年忌、3回忌・・のようなものがあります。
・ 聖和21日目追悼礼拝
・ 復活期間40日追悼礼拝
・ 聖和100日目追悼礼拝
聖和1年目以後は、慰霊祭または追悼礼拝を行います。
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