2014/05/29(木)第52回真の万物の日を祝賀
新約聖書ローマ人への手紙 8章19節に次のような件があります。「被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる」どうして聖書にこのような件があるのか。聖書に関わる人たちだけの問題ではないような気がします。
私たちの身の回りにある万物はもちろん、万物の最も代表とも言えるのが私たちに与えられている体です。しかし、私たちは自分の体の価値の認識が十分とは言えないかも知れないのです。その延長上に身の回りの万物もあると考えると、私たちは知らず内に万物に対して「上から目線」で対していることが多いことに気づくことから心豊かな人生が見えて来るかもしれません。聖書はそのことを指摘しているのはないでしょうか。そのような心で生活をしたら万物から声を聴くかもしれません。「あなたは私の本当の主人です」と。
万物の価値を真に認める人がいなかった。万物は一言も不平を言わず、犠牲になり続けているのですから。