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札幌家庭教会 日曜礼拝説教集〔アーカイブ〕

2010/11/14 日曜礼拝説教要旨(矢吹地区長)

※ 一般向けに要旨が伝わる範囲で、表現の一部を訂正しています。

★「神様の血統を守る祝福家庭となる為には」

人類始祖アダムとエバの堕落によって、
神様が直接アダムとエバに話しかけて教育する事が出来なくなってしまいました。
統一教会においては、善悪闘争の始まり・神様とサタン(悪魔)の闘いの始まりと解釈されています。

その歴史と血統を受け継いだ私たちは、
神様が願った父のあり方、母のあり方を学んでいかないといけません。
信仰を通じて悔い改めて、神様との関係を取り戻さないと、自分も平和になれないし、家庭も平和になれないのです。

血統問題で一番重要なのは女性です。
なぜなら、子供が胎内にいる間、母親の全てを受け継ぐために女性の役割が大きいのです。
聖書から様々なことを学ぶことができます。

アブラハムの子イサクは神によって授かった約束の子だった上に、 妻であるサラがアブラハムに対して従順に信仰を立てるのを見て育ちました。
それでイサクには神様に対する絶対信仰が出来ていたので、神様の心がわかっていたのです。

やがて、イサクはリベカを妻にめとりました。
イサクの妻リベカは、良い家柄の娘で、神様に対する絶対信仰が実を結んでいました。

リベカには、小さい時からイサクのところへお嫁入りして死ぬまでリベカに仕えて信仰の影響を与えた乳母がいました。
イサクとリベカは神様が出会わせてくださり、二人は結婚しました。
エサウとヤコブの誕生の時リベカは、

聖書 創世記第25章22節~
 ところがその子らが胎内で押し合ったので、リベカはこう言った。
 「こんなことでは私はどうなるでしょう」彼女は行って主に尋ねた。

 主は彼女に言われた。
 「二つの国民があなたの体内にあり、二つの民があなたの腹から別れて出る。
  一つの民は他の民よりも強く、兄は弟に仕えるであろう」
このようにいつも神様に尋ね、神様と共に歩むリベカでした。

何度も聖書に出てくるフレーズが
”いつも神様に尋ねる、神と共にあるリベカ”だということです。
サタン(悪魔)に勝利した妻・母というのは、いつもそういう信仰態度なのです。

創世記25章~27章にあるように、
ヤコブがエサウから長子の特権を奪ったとき、結果的にハラン(ヤコブの叔父であるラバンが住む土地)に逃していく母子協助がリベカによってありました。

イサクは鹿肉が好きだったので、肉を捕って来てくれる兄エサウを愛しましたが、 リベカは予め神様から啓示を受け、神様が弟を愛している事を最初から知っていたので、 リベカはヤコブを愛しました。

エサウの長子権を奪うという母子協助をし、さらにヤコブを殺そうとしているエサウに気づいたリベカは、 助言してヤコブを叔父のところに逃がし、信仰のある嫁をとらせたのです。

キリスト教では、この部分はヤコブのほうがずるがしこく、 エサウは善人と解釈されている場合が多いのですが、統一教会ではそのように解釈されています。

また、リベカが血統問題を重要視していたことが分かる聖書の箇所があります。
リベカは神様の意図がよく理解していたことが読み取れます。

聖書 創世記27章46節~
 リベカはイサクに言った。
「私はヘテびとの娘どものことで、生きているのがいやになりました。  もしヤコブがこの地の、あの娘どものようなヘテびとの娘を妻にめとるなら私は生きていて、  何になりましょう。」
この箇所を解説しますと、
40才になったエサウが、突然ヘテびとの娘を2人連れてきて嫁にした。

アブラハムは妻サラを通じて唯一なる神様の祝福を与えられた血統。
それなのに、エサウは神様を信じない娘を嫁にしたため、イサクとリベカは悩みこんでしまった。

ここで、「ヘテびと」とは、偶像崇拝をする唯一の神様を信じない人達を言います。
もし弟ヤコブまでもがそのような娘を嫁にする事になってしまったら、私は死んだ方がましだ!と あまりにもリベカが強く言うので、イサクもヤコブを呼んで
「お前は、お母さんの実家のお兄さんの娘をめとるんだよ」
と言い聞きかせたのでした。

偶像崇拝する血統の娘をエサウがめとったことに対する嘆きと絶望の言葉が 「私は生きていて、何になりましょう。」だったのです。

エバの母としての失敗をここでリベカが見事に清算し、サタン(悪魔)に勝利します。
乳母の信仰的影響により、子供の時からいつも神様と共にある生活をし、自分の思いではなく神のみこころに従うことにより、また、神に尋ねる生活をする事により、神に祝福される血統をもたらしました。


リベカの神様に対する心情・信仰は本来はエバが持たなければならないものなのです。
リベカは全ての女性が手本としなければならない女性です。
サラ(アブラハムの妻)の信仰を受け継ぎ、夫婦一体化を成し、母として勝利した女性、それがリベカです。
人類はメシアを通じて、サタン(悪魔)の血統を断ち、神様の血統を相続した、真の親子、真の夫婦、真の家庭を築くことを目指します。

聖書、統一原理を通じて、イサクとリベカの夫婦の信仰を研究することで、男性は神の息子として、夫として父親として勝利するために、女性は神の娘として、妻として母として勝利するための教訓を得ることができます。