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札幌家庭教会 日曜礼拝説教集〔アーカイブ〕

2011/02/13 日曜礼拝説教要旨(インターネット)

音源あり 聖歌隊による賛美歌「オモニム:紫の無窮花」 3分17秒
※ ICレコーダによる録音のため、周囲の雑音が少し混ざっています。ご了承ください。

※ 以下、一般向けに要旨を伝えるため、表現の一部を訂正しています。

★「佐野家庭教育局長による統一原理講義」

いつの時代も宗教を通して、それぞれの立場から神様を求めてきました。
しかし神様の正しい姿を伝えてくれた人はいませんでした。

文先生が初めて神様の正しい姿と、私たち人間との関係を統一原理を通して教えてくださいました。
今日はその内容をご紹介します。

まず神様について説明します。

神様は、本性相と本形状という二つの属性を持っています。

さらに本性相の中に、
本陽性と本陰性という更なる属性があります。
本形状の中にもさらに本陽性と本陰性という属性があります。

 聖書:ローマ人への手紙 1章20節

 神の見えない性質、すなわち、神の永遠の力と神性とは、天地創造このかた、
 被造物において知られていて、明らかに認められるからである。
この聖句から、
神様は目に見えない方でありますが、万物(自然)の中に原因や力が現れている、ということがわかります。

それでは被造物の世界を見てみましょう。

まず人間には心(性相)と体(形状)があり、
動物・植物・鉱物にも、それぞれ目に見えない心と見える体、性相と形状があります。

もうひとつの属性として、
人間には男性と女性、動物にはオスとメス、植物にはおしべとめしべがあります。

また、人間の心と体の中に陽性と陰性があります。
同じ一人の心の中にも、積極的な心と消極的な心があります。
基本的には一人の心の中に両面を持っています。

人間の顔自体も、おでこや鼻、耳のように突出している部分(陽性)と、
目や口、耳の穴のように陥没している部分(陰性)があります。
必ず、一人の人間の中に両面を備えています。

自然界は、根本である神様の本性相と本形状を元に全てが展開しています。
人間は、この自然界の中でも特別な性格を持っています。
人間は万物の霊長といいます。
一番の人間の特徴は何だと思いますか?

衣・食・住・性はどの動物でも同じですが、他の動物にできなくて人間にだけできることがあります。
例えば真理を追究する、善を求める、美しいものを作り出そうとする、愛をもって積極的に他のために生きようとすること、などがあります。

そして特に大きな特徴は、神を求める心があることです。
長い人類歴史の中で宗教が絶えた時代はありません。
レベルの差はあったとしても、絶えず人間は神を求めて続けてきました。

自分を超える大きな存在に向かっていく、あるいは自分を生んでくれたより本質的な存在を求めてきたのです。

人間は神様に最も近い、神様と通じることができる存在で、また、神様の本性相と本形状の相対に立った立場であります。

宇宙全体を、目に見えるものと目に見えないものに分けてみますと、 人間の心のような無形実体世界、人間の身体のような有形実体世界に分けることができます。

人間は、無形実体世界の中に生きている霊人体と、有形実体世界の中に生きている肉身の二重構造です。
分かりやすく言うと、霊界に存在しているのが霊人体で、地上界で生活しているのが肉身です。

私たちは地上界で生活しているので、肉身というと親しみやすく、霊人体というと死後の世界と思いがちですが、 実は、私たちは地上界で生きているのと同時に、無形実体世界での生活もしているのです。

人間は神に近い存在ですから、両方の世界を結びつける事ができる存在です。
地上界は、人間の肉身によって主管し、霊界は人間の霊人体をもって主管します。

2つの世界の媒介体が人間なのです。
だから大宇宙に対して人間を小宇宙といいます。


次に、霊人体と肉身の関係はどのようになっているかを説明します。

このように人間には二つの体があります。絶えず2つの体はお互いに関係を持って生活しています。

衣・食・住・性の生活をしていますが、それはただ単に生きていくためだけにしているわけではありません。
例えば、「美味しい→美しい味」と書くように、おいしいものを通して美という価値を見出しています。

衣・食・住・性の生活を土台にしながら、同時に真・善・美・愛といった目に見えない価値を求める心があるのです。

肉身には、肉の心にあたる肉心と、肉の体にあたる肉体があり、霊人体のほうにも、霊の心にあたる生心と、霊の体にあたる霊体があり、常に互いに影響を与えて(授受作用)います。

真理を追究する、人のために生きる、より美しいものを求める、それらをまとめた本質的な言葉を使えば、「愛」を人間は成就しようとします。

だから人間は愛する人と一つになる、愛する人をを求めるのです。

肉身が成長すると同時に、霊人体も成長します。
幼年期に相当する「霊形体」、少年期に相当する「生命体」、青年期に相当する「生霊体」の順に成長します。

肉身の成長を土台として、霊人体を成長させるように日々努力を重ねていくのが地上生活の目的といっても過言ではありません。

神様の宇宙の創造目的はどこにあったのでしょうか。
聖書にあるように、神様は6日にわたって宇宙を創造され、最後に人間を創造されました。

神様は、最後に作った人間に対して、

「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。
 また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」

すなわち、
  1. 生育し
  2. 男性と女性が一つとなって繁殖し 
  3. 地上に天国を作りなさい(万物を主管して、被造世界を完成させなさい)
ということを願われました。
人類始祖アダムとエバが人格完成し、結婚して子女を繁殖し、真の父母の位置を確立することが目的でした。
アダム・エバは単に子女繁殖することが目的ではなく、生み増やした子女を愛し、そこから広がっていく多くの人々を愛し、地上に神を中心とした、神の国を作るということを託されたのです。

神様の天地創造の目的は、そのような真の父母を地上に作り出すためでした。
神様の最高の喜びは、宇宙を創造することよりも、真の父母を地上に生み出し、完成を見ることなのです。
本来それを託されたのはアダム・エバでしたが、神のみ言を全うする事ができず、堕落してしまったのです。

アダム・エバの堕落以来、神様は長い人類歴史において、真の父母の位置を求め、探し続けてこられました。

これを神様の摂理といいます。
またこれが宗教の歴史でありました。絶えず人々は神を求めてきました。
地上における神の摂理・宗教の目的は、真の父母の完成/一組の真の父母を探し出すことにありました。

私たちの願いは世界平和であり、理想世界が広がっていくことですが、今まで一度も地上に平和が訪れたことがありませんでした。
特に20世紀は、100年間に2回の大きな世界大戦を経験し、もう戦争は御免ということで、平和を願って国際連合が創設されたのに、相変わらず世界各地のどこかで紛争・戦争が絶えません。

また、最も平和を達成しなければならない役割を担うべき宗教が、かえって紛争の原因になったことがあまりにも多いのです。
平和というのは、単に人間が話し合いによって、政治的・経済的・教育的手法で行ってもできません。

そもそも、平和が失われた原因は、人類始祖アダム・エバが神との絆を切ってしまったからです。
地上にアダム・エバの立場に立つ、真の父母が地上に立たれて、真の父母が神様との間の関係を回復され、そこに平和を成就しない限り実現しません。

昨年、文先生は世界的に大変大きな大会を実行されました。
「天地人 真の父母定着実体み言宣布天宙大会」です。
人類歴史上初めて地上に真の父母が顕現した偉大な年が昨年2010年でした。

神様が天宙を直接的に主管する時代に入りました。
これからは過去の悪に主管されてきた、古い歴史は淘汰されていきます。

神様の願いは滅ぼす事ではなく、あくまでも全ての人類を救う事です。
全ての人が祝福の恵みに連結されて初めて、過去の古い歴史が撤廃され、いよいよ神様の本来願われた天一国時代が到来します。